| Up | ChatGPT が AI 設計する条件 | 作成: 2026-03-05 更新: 2026-03-05 |
ChatGPT は,AI 設計に関する知識・スキルを,生得 (ROM) で持っている。 あと必要なのは: 「必要なだけの時間と資源が与えられる」 実際,AI 設計は,高コストである: NASコントローラの一連の作業の始まりから終わりまでは,ChatGPT のセッションに対応する。 NAS のセッションは,ChatGPT よりずっと長い。 この長さは,「設計の勘所」を身につけていくのに必要なものである。 一般に,LLMは,セッション中に保持できるトークン数(単語や記号の単位)に限りがある。 これは「コンテキストウィンドウ」と呼ばれ,モデルによって数千〜数万トークン程度。 ただし,これを超えると強制終了というわけでもないようで,古い情報から順に忘れていく(古い方から捨てていく)らしい。 そして,ユーザは生身の人間なので,長時間のセッションは生理的に無理がある。 ユーザと LLM のやりとりは,いくら長くても,十の桁数に留まるだろう。 ChatGPT のセッションが長くなったときの RAM 容量の問題は,RAM を外部記憶に延長することで対応できる。 わたしは,ChatGPT のセッションが短いのは,つぎが本質的な理由と考えてきた: そしてこれは,計算量の指数関数的増大を意味する。」 しかし,案外そうでもないのかも知れない。 この場合も,「古い方から捨てていく (文脈から外す)」で行けるのかも。 こうして,ChatGPT は,セッションを持続させるだけで, AI を設計できることになる。 NASコントローラのように,設計の経験値を積み上げつつ,アーキテクチャの完成にまでもっていく。 念のため: 「経験値の積み上げ」は,RAM に存する。 RAM の動態は,保存できない。 だから,「セッションを持続させる」なのである。 |