Up 割り込み 作成: 2025-09-15
更新: 2025-09-15


    Transformer 脳の 「テクスト生成」は,つぎの構造になっている:

     テクスト トークン トークン ‥‥ 
            ↑    ↑     
       │ 処理 │ 処理 │  ‥‥ 

    「割り込み」は,このプロセスに割り込んで,プロセスの外でテクストを作成し,そしてこのテクストをプロセスに返す:

     ‥‥ トークン トークン  テクスト  トークン ‥‥
         ↑    ↑      ↑    ↑
      ‥‥ │ 処理 │      │ 処理 │  ‥‥
              ↓割込    │
              └──────┘
               テクスト作成


    割り込みは,Transformer 脳がコールするものではなく,外部制御レイヤーの割り込み管理機能が起動する。
    外部制御レイヤーは,テクスト生成の傾向を監視しており,割り込みの起動条件に合致したとき,割り込みをかける。

    割り込みで呼び出した外部プロセスが作成したテクストは,外部制御レイヤーがこれを《ここまでのテクスト生成に自然につながるように》整形し,テクスト生成プロセスに返す。
    こうして,プロセスが継続することになる。,


    外部制御レイヤーは,以上の機能が示すように,「ひじょうにインテリジェント」。
    これに「Transformer 脳の外にあって監視」を合わせると,「もう1つのAI 」とも見なせる。