Up 自律型とは何か 作成: 2026-07-19
更新: 2026-07-20

4足歩行ロボット自律型とは何か

    自律型の 「自律 (autonomous)」 の意味は:
      「人間が付き添わなくてよい
       ── 独りでうまくやってくれる」

    自律型は,「往って復る」 がこれの含意になる。
    人間が付き添わないのだから,
      復らない = いなくなる
    になるわけである。


    自律型は,他律型との対比である。
    また,これと対比されるものとして 「自立 (independe) 型」 が考えられる。


    他律型は,自動だが自律ではない。
    「自動」 の意味は,
      「人間が押したり引かなくてよい
       ── 独りで動く」
    「自動車」 の 「自動」 である。

    「自動」 は,「うまく動く」 を求めない。
    「うまく動かす者」 として,運転者を措く。
    運転者が律するので,「他律型」 というわけである。

    「自動」 は運動の生成,「運転」 は運動の意味づけ。
    他律型は,「人間がモニターを見て運転する」 がこれの絵図になる。


    自立型は,つぎの型である:   
      自主的に歩行して,経験値を蓄積

    これは,つぎの生活スタイルを現すことになる:   
      自主的に外出
      帰巣
      採餌 (バッテリーの充電)
      睡眠 (パラメータの更新=経験の回収)

    このうち,自立型を特徴づけるものは,「睡眠」 である。
    残り3つは,自律型の範疇に収まる。

    そして,「睡眠」 は 「パラメータ値更新」 なのだから,自立型は
      「訓練が継続される自律型」
    とも言える。

    こういうわけで,4足歩行ロボットの探求は,自律型の探求に尽きる。

    ただし,自律型に 「自立型」 の含蓄を見ることは,動物脳のモデルの探求として4足歩行ロボットを探求しようとする立場 (本論考の立場) からは,決定的に重要である。