Up フェイクPR 「家事ヒューマノイド」 作成: 2026-08-17
更新: 2026-08-18

4足歩行ロボット自律型身体動力系主題の位置づけフェイクPR

      「家事ヒューマノイドがすぐにも登場する」
    みたいなことが言われている,
    しかし,動力のバッテリーのことを考えれば,これのあり得ないことは明らかである:

    (1) 家事ヒューマノイドの消費電力は 400〜800 W
    人間サイズのロボットは,
      20〜40 個のモータ
      2〜4 個の高トルクアクチュエータ
      画像処理(GPU)
      歩行制御(高負荷)
    を同時に動かすため,
      400〜800 W が普通。

    Boston Dynamics 社製の Atlas は,ピークで5kW を超える。
       Atlas ホームページ

    (2) 必要なバッテリー容量は「1〜2 kWh」
    もし2時間動かしたいなら,必要なバッテリー容量は 1.6 kW :
      800W × 2h = 1600Wh

    (3) 1.6 kWh のバッテリーは「重量 10〜12 kg」
    現在の Li-ion のエネルギー密度は
      200〜250 Wh/kg
    よって重量が,
      1600 (Wh) / 200 (Wh/kg) = 8 (kg)
      1600 (Wh) / 250 (Wh/kg) = 6.4 (kg)

    ケースや保護回路を含めると 10〜12 kg。

    (4) ロボットの総重量は 60〜80 kg になる
      バッテリーだけで 10〜12 kg
      モータ・減速機で 20〜30 kg
      フレームで 10〜20 kg
      センサー・コンピュータで 5〜10 kg
      合計 60〜80 kg。

    これは 「家庭で扱える重さではない」。
       この体重が倒れたら?
    特に,倒れたときの衝撃で,高密度エネルギーのバッテリーが火を吹いたら?
    家をロボットが倒れない構造にリフォームしなければならない。
    つきっきりで,見ていなければならない。
    威圧感がすごい。
    等々

    「家事ヒューマノイドがすぐにも登場」 PR/キャンペーンは,計算上,フェイクということになる。