Up 「先住:アイヌ対和人」の発想の図 作成: 2016-07-03
更新: 2016-12-18


    考古学によると,北海道が大陸と陸続きであった2万 (±α) 年前,この陸伝いにヒト (ホモ・サピエンス) が北海道に入ってきた。
    そして,北海道に拡散していく。
    この模様は,模式的に,つぎのグラフに表現される:
    「アイヌ=民族=北海道先住民族」を立てる者は,この三角形パターンに「アイヌ」を重ねていることになる。
    (念のため:このカテゴリー化は間違いである。)

    こんなふうに「アイヌ」を考える者は,これと合わせて,「和人」を同じふうに考える者になる。
    即ち,「アイヌ=陸伝いで北から北海道に入ってきた者」の調子で,「和人=本州から海峡を渡って北海道に入ってきた者」を定める。
    (念のため:このカテゴリー化は間違いである。)

    ちなみにこの場合,DNA多型分析が示す「Y染色体ハプログループ」を用いれば,「アイヌ」はY染色体ハプログループ C2 を特徴とする系統,「和人」は D1b を特徴とする系統となる。


    そして以上の流れから,つぎの図に至る:
     註 : 「アイヌ」と「和人」の交わり部分は,アイヌと和人が共棲する地を表す。
    「混血」と混同されないために,つぎの包含関係を示しておく:
      アイヌと和人の混血者が棲む地 アイヌと和人が共棲する地

    ここで,T > T′ である。
    そしてこれが,曰わく「アイヌ=民族=北海道先住民族」の「先住」の意味になる。