Up 「コタン」 作成: 2017-02-14
更新: 2019-03-28


      最上徳内 (1790), p.31
    蝦夷地の一村落、家僅に五戸七戸なり、
    (まれ)に十戸(ばかり)もあれば大村とするなり。

      高倉新一郎 (1931), p.187
    「野作雑記譯説」巻二所収 寛永二十年北海道に来た和蘭船の報告にも
    余既に見及びたる家數最も多しといふべきもの二十戸に過ず、却て一村の家數は六、七戸より十一戸に至るなり。其部落亦、之と彼と相距る間半里あり。近きものなし。」
    と言ひ、‥‥‥

      知里真志保 (1956)
    家一軒しかなくても ‥‥‥ 一時的にせよ永住的であるにせよ家の在る所を kotan と云


      菅江真澄 (1791):