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Batchelor, John (1901), p.461
彼らは、埋葬するときには、場所を示すために、各墓の足元に棒を必ず立てる。
この棒は便宜上墓標とよばれてよい。
しかしこれは、死者を思い出すよりもむしろ (というのは、それについてはどんな字も書いてないからである)、埋葬がここにあったことを偶然ここに来た猟師に指摘し、過ちを犯さないようにするためである。
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引用文献
- Batchelor, John (1901) : The Ainu and Their Folk-Lore.
- 安田一郎[訳]『アイヌの伝承と民俗』, 青土社, 1995
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