Up | 「アイヌ差別」と称される行為・構え・感情 : 要旨 | 作成: 2016-12-01 更新: 2016-12-06 |
"アイヌ"利権を保守するためには,「アイヌ差別の現前」を保守しなければならない。 "アイヌ"利権は,「アイヌ差別の現前」を要する。 一般に,"アイヌ"イデオロギーは,己の根拠として,「アイヌ差別の現前」を要する。 "アイヌ"イデオロギーにとって,「アイヌ差別」は,無いと困るもの──あらねばならないもの──である。 "アイヌ"イデオロギーにとって,「アイヌ差別」は題目にとどめねばならないものである。 即ち,「アイヌ差別」は,これの内容論に進ませてはならないものである。 内容論は,"アイヌ"イデオロギーを不都合にするものになるからである。 どんなふうに? 「差別反対」イデオロギーが「差別だ!」と訴えてくるものは,大凡つぎのカテゴリーに分析される: 「なぜアイヌは○○の対象になるか」論は,「アイヌが○○の対象になるには理由がある」論になる。 これが,"アイヌ"イデオロギーには不都合なものになる。 "アイヌ"イデオロギーは,単純思考であるから,「アイヌが○○の対象になるには理由がある」論にどう対するのが自分の立場になるのかがわからない。 そこで,「理由がどうのは関係ない,差別は差別だ,差別は悪いんだ」で押し通すものになる。 一方,"アイヌ"イデオロギーは,「アイヌ差別」を自分の単純思考でわかるストーリーにつくりかえるということをする。 アニミズムが<自分の単純思考でわかるストーリー>をつくるものであるのと同じように,"アイヌ"イデオロギーは<自分の単純思考でわかるストーリー>をつくるものである。 こうして,"アイヌ"イデオロギーは,事実捏造・歴史改竄をするものになる。 "アイヌ"イデオロギーがつくる<自分の単純思考でわかるストーリー>は,悪玉・善玉ストーリーである。 即ち,《悪玉和人が善玉アイヌにひどいことをする》というストーリーである。 "アイヌ"イデオロギーは,これと併せて,《自分が疎外されてしまう難しい論は潰してしまう》に進む。 言論封じである。 そしてことば狩りが,言論封じの手法である。 共産主義イデオロギーの歴史を勉強した者は,「社会主義リアリズム」を想起するとよい。 スターリン体制のソ連では,「社会主義リアリズム」のスローガンの下,文学・芸術・思想をやる者はシベリア収容所送りになった。──粛清である。 "アイヌ"イデオロギーは,イデオロギーのイデオロギーたる所以を忠実になぞるものである。 事実捏造・歴史改竄をする。 ことば狩り・言論封じをする。 よって,"アイヌ"イデオロギーは,対し方があまり寛容になってはならないものである。 めんどうでも,要所要所でチェックを入れるという作業は必要である。 この要所の一つが,「アイヌ差別」の内容分析である。 これを,この章で行うとする。 |