Up 治療 作成: 2018-12-11
更新: 2018-12-11


      菅江真澄 (1791), p.567
    ‥‥ ハシユ [入れ墨] せし青色のうすらかになれば、(メノコ)ども寄つどひ、互にパシユして ‥‥ 唇、かひなを月ごとに刺し、血をあやなすゆへにや、血のめぐりたゆたふ(シユエ)もな(無)う、
    男女骨節疼痛し、あるは屈伸しがたきにも、エビラ(刀)して割き、血を流しぬ。
     ‥‥
    傷寒感冒(ヤヰノフミムエン)のいとおもげなるをば、鍋に湯をかへらかし、やまふど(病人)を草席(キナ)てふものもて、むくろを巻(ゆは)へ、アツシとりおほひ、鍋の上に木を(わた)し草をしき、たゝしめてこれを(むし)(火+丞)て愈しぬ。
    (シヰ)わづらふものは、シキレベニとて黄檗(きはだ)の皮を水にひたして、ひたに洗ひ、あるは、艾蓬(ノヤ)(エモキ)の青葉を(あぶり)(まぶた)をおさへ、
    腹やめば、三椏五葉(とちばにんじん) の根を採来て()て飲み、‥‥