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久保寺逸彦 (1956), p.184
散文の物語に属する一群の名称を挙げれば、北海道には、
(1) Uwepeker (北海道西南部の散文物語)
(2) Tu-itak (北海道中・北・東部の散文物語)
(3) Pon upashkuma (北海道西南部、なぜなぜ話)
(4) Aemina pon-itak (胆振・幌別、笑い小話)
等があり、樺太には、
(5) Uchashkoma (本格的な散文物語)
(6) Tu-itax (三人称叙述の散文物語)
(7) Charahau (噂話─怪談)
等がある。
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引用文献
- 久保寺逸彦 (1956) :「アイヌ文学序説」, 東京学芸大学研究報告, 第7集別冊, 1956
- 『アイヌの文学』(岩波新書), 岩波書店, 1977
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