Up {アイヌ}, {アイヌ系統者}, {"アイヌ"} の包含・位置関係 作成: 2016-12-14
更新: 2016-12-14


    「アイヌ」とは,「アイヌ文化」を生きた者のことである。
    「アイヌ系統者」とは,アイヌを祖先にもつ者のことである。
    「"アイヌ"」とは,アイヌ終焉後のアイヌ系統者世代であって,かつ「アイヌ」を自称する者のことである。 ──この「自称」は,既に存在しないものの自称であるから,「僭称」である。

    集合 {アイヌ},{アイヌ系統者},{"アイヌ"} は,つぎの包含関係になる:

    また,つぎが,<時間-空間>座標空間での三者の位置関係になる:

    注意.  図中の「アイヌ」「アイヌ系統者」「"アイヌ"」の領域の大きさは,個体数の多さを表していない:
      • 包含図では,領域は<個体>を表す点の集合である。
      • <時間-空間>座標空間では,領域は<個体=空間内移動>を表す曲線分全体である。
        ──領域の大きさは,個体の拡散を表している。
       実際,"アイヌ" の数は,アイヌ系統者のうちの極々僅かである。