Up 観光"アイヌ" から「アイヌ文化継承」"アイヌ" へ 作成: 2017-01-04
更新: 2017-01-04


    「アイヌ文化の継承」は,虚偽である。
    そして,利権"アイヌ" が,この嘘をつく者である。
    なぜこうなるのか。

    利権"アイヌ" は,観光"アイヌ" である。
    観光"アイヌ" では,アイヌ予算をとれない。
    そこで,「アイヌ文化の継承」に言い換える。

    この言い換えは,「本物のアイヌ,本物のアイヌ文化」を掲げるということである。
    「アイヌ観光」であれば,そこに登場する「アイヌ」は,「演者」でよい。
    しかし,「アイヌ文化の継承」であれば,そこに登場する「アイヌ」は「本物のアイヌ」でなければならない。

    「本物のアイヌ,本物のアイヌ文化」は,虚偽であり,詐欺である。
    「アイヌ観光」の「アイヌ」はシャレであるが,「アイヌ文化の継承」の「アイヌ」はシャレにならない。
    「アイヌ文化の継承」は,虚偽であり,詐欺である。

    しかし,観光"アイヌ" は,この虚偽の道を選び取ることになる。
    生業を壊したくないし,既に引っ込みがつかないふうに自分をつくってしまっている。
    観光"アイヌ" には,「アイヌ文化継承」"アイヌ" になるという選択肢しかない。


    「アイヌ文化継承」"アイヌ" の存在理由は,"アイヌ"利権の存在理由であり,それは経済にとってのメリットである。 ──"アイヌ"利権は,経済効果を生む。

    「アイヌ文化継承」"アイヌ" の存在のデメリットは,もっぱら文化面においてである。
    そのデメリットは,つぎのものである:
     《 「アイヌ文化継承」"アイヌ" の存在は,アイヌ学習・アイヌ研究を不健全化する》
    虚偽が本当にされてしまうからである。

    さらに,「アイヌ文化継承」"アイヌ" は,虚偽を本当にするために,「本当」に向かおうとするアイヌ学習・アイヌ研究を潰そうとする者になる。
    不都合なものに対しては,これを「アイヌ差別」だといって,潰しにかかる。
    そして,自分に都合のよいように,事実捏造・歴史改竄をする。