Up 「ウポポイ」認知度調査 作成: 2019-11-15
更新: 2019-11-15


      読売新聞, 北海道版, 2019-11-15
    ウポポイ認知度 5.2%
    道外在住者、8月上旬調査
     白老町に来年4月オープンするアイヌ文化復興のナショナルセンター「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に関する道の認知度調査で、「知っている」と答えた道民は35.4%、道外在住者は5.2%にとどまった。
     調査は民間会社に委託し、8月上旬に道内と関東、関西、中京3地域の18歳以上の男女計1000人を対象にインターネットで実施した。
    ウポポイを訪れたいかどうかをたずねる質問には、条件によるも含めて「行ってみたい」と答えた道民が54%、道外在住者が52.8%だった。
     鈴木知事は13日の記者会見で、「残念ながら認知度が低いと言わざるをえない。
    SNSを活用した情報発信など、さらに効果的なPRを切れ目なく行っていく」と述べた。
     道は8月以降、道内のほか、東京、大阪、名古屋でもアイヌ音楽を披露したり、伝統料理を振る舞ったりするイベントを開催しており、11月下旬に改めて認知度などについて調査する予定だ。