Up 釧路市 2020年度予算案 作成: 2020-02-21
更新: 2020-02-21


      読売新聞 北海道版, 2020-02-21
    アイヌ政策推進交付金で15事業
    釧路市事算案
     釧路市は19日、995億円の2020年度一般会計当初予算案を発表した。 前年度当初比4.4%の増で、2年連続の増額予算となった。 特別会計と企業会計を加えた総額は、3.0%増の1805億円。
     アイヌ政策推進交付金を活用したアイヌ文化伝承など15事業に計2億9500万円、昭和東公園 (2.1ヘクタール) の新設や既存部分の改修費に計3億6600万円を計上。 合併で飛び地となっている音別地域に交流拠点を整備するための基本・実施設計費として780万円、台湾・中国からの外国人観光客の誘致・情報発信費に7700万円を盛り込んだ。
     市は予算編成にあたり、人口減少が進む中、事業の優先順位を明確化。 災害に強い社会基盤の整備や地元企業の振興、観光産業の支援など5施策に重点配分した。