Up 荒唐無稽 「アイヌ料理 作成: 2020-02-07
更新: 2020-02-07


      読売新聞, 2020-01-25
    「日本の美 触れる機会」
    首相,参院代表質問で
     安倍首相は24日の参院本会議での代表質問で、政府が東京五輪・パラリンピックに合わせて開く文化芸術の祭典「日本博」を通じ、日本文化の国内外への発信を強化する方針を示した。
     首相は「我が国が誇る縄文時代から現代まで続く『日本の美』に触れていただく機会を本格的に設け、地域文化の活性化に取り組んでいく」と述べた。 具体例として、アイヌ民族の伝統音楽や食文化、琉球舞踊を挙げた。
     自民党の野上浩太郎参院幹事長代行と公明党の山口代表の質問に答えた。
     野上氏は質問で「これまで以上に日本博の広報戦略に力を入れてもらいたい」と要望した。 山口氏は「日本の宝である文化財を後世に継承できるよう対策に万全を期すべきだ」と求めた。


    つぎのような映像が,ままテレビに流れる:
      狩猟採集に近い生活をしている人集団を,番組スタッフが訪れる。
      彼らからスタッフに料理がもてなされる。
    視聴者はその料理を見て,スタッフに同情する。
    また,それを食べるスタッフの勇気を讃える。

    アイヌ料理は,現代人にとってこのようなもの,と考えるのがよい。
    メディアでは割烹料理風の装いでPRされているが,ぜんぜんそのようなものではない。


    観光といえば当地物の料理ということになるから,「アイヌ観光」が「アイヌ料理」を目玉にしていくのは当然である。
    そして,観光客の喜ぶ料理に仕立てようとすれば,騙しをやる他ない。
    是非も無し。

    是非も無いが,「文化保存・継承」を謳ってインチキな「アイヌ料理」がまかり通るのは,やはり具合が悪い。
    「具合が悪い」の意味は,「アイヌの名誉のために,具合が悪い」である。
    インチキな「アイヌ料理」は,アイヌの食文化に対する蔑視に他ならないからである。