Up | 「観光資源 "アイヌ語"」 | 作成: 2018-09-01 更新: 2018-09-01 |
アイヌ観光客は,国内では見込めない。 アイヌは過去の存在であり,「アイヌ」は「アイヌ観光」がつくるものであることが,知られているからである。 そこで,海外の訪日客に期待するということになる。 モデルとなるものに,「侍・忍者観光」がある。 「侍・忍者」はいまや,海外旅行客を呼び込む観光資源である。 インターネット上の情報発信は,人が人を呼び込む格好で,観光客の異様な流れを生む。 「侍と忍者は今もいる」は,訪日客には通用する。 そこで,「アイヌは今もいる」も訪日客には通用する,となるわけである。 「侍・忍者観光」が当たったところは,「侍・忍者募集」となる。 そこで,「アイヌ募集」を考えておかねばならない。 実際,観光戦略を立てるとは,こういうことをしっかりやるということである。 この度,国交省は2019年度概算要求の中で,「アイヌ民族の伝統文化の普及啓発」経費として対昨年度比40%増の8億5300万円を要求した。 ( 2019年度概算要求) ここで「アイヌ民族の伝統文化の普及啓発」の内実は,「北海道経済振興」の中に位置づけられた「アイヌ観光振興」である。 |