正月 | | | 用材伐採のための山上り |
二日 | | 蔵開き 乗り初め |
三日 | | 船魂祝い |
五日 | | 役土人年賀 小豆餅食次第 酒飲み次第 みやげに切り餅五こ宛 |
七日 | | 御用始め 蝦夷人に法度読み聞かせ |
九日 | | 蝦夷船出し 餅・濁酒振る舞い |
二十日 | | このころより交代番人来る |
二十七日 | | このころ番船下り澗祝 この頃よりにしん場雪切りや漁仕たく始まる。 |
二月 | 四日 | | 初午 祭礼 赤飯を焚く |
十五日 | | 漁事前祝い 初にしん |
十七日 | | このころ支配人着任 |
三月 | 三日 | | 上巳 菱餅を配る |
八日 | | このころ納屋改め |
四月 | なかごろ | | 身欠きヌキ 身欠き結 |
二十四日 | | オムシヤ 役土人に手当米 惣土人へ酒・手拭・キセルなどを給与 |
五月 | 五日 | | 端午節供 ちまきをつくる |
六月 | 二日 | | このころにしん製品積み出し にしん漁業仕舞い |
十四日 | | 土地の弁天社・稲荷社祭礼 素麺をゆでる このころより交通頻繁となる |
七月 | 七日 | | 中元 あられ法界 |
十三日 | | 墓掃除 赤飯・煮しめをつくり,夕方ホカイ (法界) をする |
十五日 | | 盂蘭盆会 だんごをつくる |
十六日 | | 休日 |
八月 | 十七日 | | このころ支配人引き揚げ |
二十四日 | | にしん初漁 オムシヤ執行 役所より惣土人へ酒・煙草、女に縫針五本宛、男にマキリ(小刀) 一枚ずつ 運上屋より役土人へ酒・たばこ、惣土人へ飯と酒を振る舞う 酒と鮭で泊まり祝い |
二十八日 | | 鮭網御祝い 惣土人へ酒、番人へは番船祝いとして休暇を与え酒宴を開く |
十月 | 三日 | | 漬物仕舞い |
十五日 | | 土人へ秋味手当て |
二十二日 | | 鮭網切り上げ 鮭配分 |
二十六日 | | 鮭網切り祝い 三日間休み |
十一月 | 五日 | | 薪割り仕舞い 土人へ手当て |
十五日 | | 人別書提出 |
十二月 | 二日 | | 寒中見舞い |
十四日 | | 手縄ない |
十八日 | | ザシキかた付け |
二十日 | | 御用納め |
二十一日 | | このころよりたら釣り始まる |
二十二日 | | 歳暮 |
二十六日 | | 年玉配り 餅掲き |
二十九日 | | 節分 豆まき 酒宴 |
晦日 | | しめ縄かけ 年取り |