Up | 「"アイヌ" 運動」を講ずる : 要旨 | 作成: 2017-01-27 更新: 2017-03-27 |
"アイヌ民族" イデオロギーの者は,"アイヌ民族" を認めさせようとする。 "アイヌ民族" を認めさせようとする行動は,いろいろある: 彼らには,やっつけたい者がいる。 彼らは,その者をやっつけるために,その者を<悪>に仕立てる。 そして,ひとに義憤を抱かせて,その者をやっつけるよう仕向ける。 誰をやっつけたいのか。 社会であったり,政治であったり,為政者であったり,特定の個人/団体であったり,である。 彼らの<敵をやっつける>の思考回路は,一般的に述べると,つぎのようになる: この構えは,きまって確信犯的デマゴギーを現すことになる: そして困ったことに,このタイプのデマゴギーはつねに成功を見る。 ひとは,プロパガンダの内容の真偽を確かめようとは,しないからである。 そこで,デマゴギーを用いる者は,ますます図に乗ってデマゴギーを用いるようになる。 さらに困ったことに,このデマゴギーにいちばん引っかかるのが,実はアイヌ学者である。 一般者はもともと「アイヌ」に無関心な者であるから,デマゴギー・プロパガンダは彼らのもとには届かない。 これをキャッチするのは,アイヌ学者である。 そして,他愛なくひっかかってしまう。 どうしてこうなるかというと,ひとは,ロジックよりも,「正義」を採るのである。 デマゴギーは,義憤に訴える物語である。 ひとは,正義の味方でいたいから,義憤を表明する。 |