Up 同化が<正しい>になることへの抵抗感 作成: 2017-01-08
更新: 2017-03-24


    商品経済は,「変革・改革・改造」が<正しい>になる。
    「変革・改革・改造」が<正しい>になる時節は,「現状・従来型」が<よろしくない>になる時節である。

      いまの自分を変えなくては」と発言する子どもは,褒められる。
      大人も,場面はいろいろだが,同様である。
      アスリートは,今日,「人に夢と勇気を与える者」になった。 彼らが「人に夢と勇気を与える」とされるのは,自分の「変革・改革・改造」に努め,そして結果を出す者だからである。
      企業の正義は「グローバル化」であり,社員に対する檄は「変革・改革・改造」である。

    アイヌ終焉の時節は,このような時節である。
    同化が<正しい>になる。

    「変革・改革・改造」に対しては,抵抗感がもたれる。
     ──この抵抗感は,やがて反抗心になる。
    同化に対しては,抵抗感がもたれる。
     ──この抵抗感は,やがて反抗心になる。
    そして反照的に,自分のルーツの「アイヌ」を想うようになる。