- 蝦夷地測量
- 1800-04-19 自宅から出発
- 05-10 津軽半島最北端の三厩に到達
- 05-29 箱館出発
(宿泊は会所や役人の仮家を利用)
- 09-18 蝦夷を離れて三厩に到着
(蝦夷滞在は117日)
- 10-21 千住に到着
(11月上旬から測量データを元に地図の製作)
- 12-21 完成した地図を下勘定所に提出
- 測量方法
- 導線法と交会法
- 緯度測定
- 恒星が南中したときの地平からの角度を測る。
この角度と、あらかじめ江戸で測定しておいた角度を比較することで観測地点の緯度が求められる。
誤差軽減のため,複数個の恒星を測る。
- 経度測定
- 日食・月食が起きる前日までに太陽の南中を観測し、垂揺球儀(後述)を起動させる。
当日、日食や月食を観測し、時間を記録する。
江戸の暦局と大坂の間家(間重富の家)でも観測を行なっているから、日食・月食が起きた時刻を3か所で比較することで、経度の差が求められる
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