Up 院内感染 vs 在宅療養 作成: 2020-03-29
更新: 2020-03-29


      読売新聞, 2020-03-28
    転院 感染 ドミノ
    新型コロナ
    都「医療機能の低下も」
     新型コロナウイルスによるオーバーシュート (爆発的な患者急増) の懸念が高まるなか、院内感染の連鎖が相次ぎ、医療不安が広がっている。 東京都内では永寿総合病院 (台東区) で患者らの集団感染が発生し、患者の転院先でも感染者が発生。 都は、地域の医療体制が崩壊しかねないと危機感を強めている。
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     永寿総合病院では23日、入院患者の70歳代男性2人の感染が初めて確認された。 その後も感染者が見つかり、26日時点で患者や職員ら計25人 (うち1人死亡) に上り、27日には新たに15人の感染が判明した。 都は院内感染とみている。
     さらに、慶応大学病院 (新宿区) では26日、永寿総合病院から別の病気を治療するため転院してきだ患者がいた部屋で、他の患者3人の感染が明らかになった。 転院患者から感染が広がったとみられる。
     患者や職員の間で感染が広がった医療機関は院内の消毒などが必要となり、休診に追い込まれることもある。 約400床を持つ永寿総合病院も地域の中核病院だったが、外来診療を取りやめたという。 小池百合子都知事は27日の記者会見で「医療機能の低下につながる」と述べ、事態を注視する考えを示した。
     同様のケースは大分でも起きた。 大分市の国立病院機構大分医療センターでは19日に元入院患者の男性の感染が判明し、その後、妻や職員らの陽性がらかになった。 別の患者の転院先である大分県立病院でも看護師1人の感染が確認され、センター関連の感染者は26日現在、計24人となった。
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    パンデミックに医療機関は無力である。
    しかし医療機関は利権であるので,自分を貶めることになるこのようなことは決して言わない。

    「感染者数増○人」の発表に対しては,ひとはどこからこの数字が出てくるのかを考えるべきである。
    この数字は,感染しているかもしれない者を検査した医療機関から出てくる。
    そして感染者数のはねあがりは,院内感染を起こした医療機関から出てくる。
    「感染者数」を発表してくるのは厚生労働省だが,ひとはこれがまったくナンセンスなものであるということをよく考えるべきである。

    「消毒」?
    これなぞは,ウィルスをイエダニかなんかののように思っているわけである。
    パンデミック時には流言飛語に惑わされないことが肝要だが,ナンセンスなことを言い出してくるいちばんが「専門家」だということを,ひとは心得るべきである。


      読売新聞, 2020-03-28
    都 軽症者の自宅療養 検討
     感染源不明の感染者が増えている首都・東京。 人口は1300万人を超え、対策を講じなかったり、その効果がなかったりした最悪の場合、厚生労働省の計算式によれば、1日当たりの外来患者数は約4万5400人と推計される。 入院患者数は約2万500人、重症患者も約700人とみられる。 感染者は原則として入院させる必要がある。 都は現在、感染症指定医療機関である12病院の140床を確保。オーバーシュートに備え、一般の医療機関にも協力を求め、重症者向けで700床程度、中等症向けで3300床程度の確保を目指すが、「厳しい状況」(都の担当者)という。
     このため都は、症状の軽い感染者については入院させず、自宅や宿泊先などで療養してもらうことを検討。 外来診療では、テレビ電話などを使ったオンライン相談も活用する方針。
     新型コロナウイルスの特徴は、発熱やのどの痛み、せきなど、風邪に似た症状が長引くことだとされる。 感染が疑われる場合には、「帰国者・接触者相談センター」に電話で問い合わせをし、冷静に行動する必要がある。 呼吸ケアクリニック東京 (東京都中央区) の木田厚瑞医師は「いきなり病院に行くと感染患者からうつされてしまう恐れもある。まずは相談センターやかかりつけ医に竃話をしてほしい」としている。


    いまの日本の「自粛」モードは,「パンデミック対応」というよりは「パニック」である。
    ウィルスがどんなものかわからないので,ただパニックになっているのである。

    パンデミックにおいては,在宅療養して体の抵抗力を頼む,これしかない。
    医療機関を信用しないこと・強いて無視することが肝要となる。
    「感染者は原則として入院させる必要がある」──だれが言ったか知らぬが,これは間違いである。