Up 東京都スタンドプレー : 要旨 作成: 2020-06-16
更新: 2020-06-16


    東京都は,「東京一極集中」の「東京」である:
      人口は 1386万で,日本の人口 1億2650万 の 11% (2018年度)
      地方税収は 5兆2360万円で,日本の 39兆3920万円の 13% (2018年度)
      GDP (名目) は 104.47兆円で,日本の 549.87兆円の 19% (2016年度)
    よって,権力において中央政府と渡り合おうとする者が東京都知事に就くと,日本の政治はたちまち二重構造化することになる。

    新型コロナは,この場合になった。
    東京都知事は,新型コロナを政治利用する者である。
    新型コロナへの対応において,政府との差別化を一々図る。

    政府は,新型コロナのゴタゴタをさっさと終わらせて,平常を回復させたい。
    東京都知事は,これと対立するために,新型コロナの影が薄れてしまわないよう,新たな掘り起こしに一生懸命になる。

    この経緯から,東京都知事は新型コロナの脅威を強弁する者に自ずとなった。
    よって,新型コロナが「せいぜいインフルエンザ並み」になると,拙い立場になる。
    さんざん人の生活を壊してきたからである。

    引っ込みがつかない(てい)の権力者が不利な状況を押し切ろうとして行う政治は,危ない。
    「劇場型」を手法とする「瀬戸際」政治になるのである。

    そして困ったことに,いまの政府はこれにお付き合いしてしまう。
    新型コロナでは,政府は東京都知事にずっと振り回されてきている。
    経済再生担当大臣などは,さながら東京都知事の「使い走り」といったふうである。