つぎの簡単な車ロボットを考える:
壁との距離を距離センサーで測りつつ,壁に向かって進む。
距離を読み取るその都度,値をコンピュータに送信する。
20cm 以下に近づいたとき,「obstacle!」を送信して停止する。
このプログラムを作成して,実行する。
すると,壁のはるか前で停止する。
コンピュータの画面には,つぎが表示されている:
Dist: 178 cm
Dist: 167 cm
Dist: 161 cm
Dist: 155 cm
Dist: 148 cm
Dist: 140 cm
Dist: 133 cm
Dist: 124 cm
Dist: 117 cm
Dist: 110 cm
[Errno 5] Input/output error
[Errno 5] Input/output error
[Errno 5] Input/output error
Dist: 0 cm
obstacle!
壁の手前 110 cm の先で "[Errno 5] Input/output error" が発生し,そして距離を 0 cm を読むことになり,「obstacle!」を送信して停止した──ということである。
このプログラムの起動を繰り返すと,症状は悪化し,ついには起動そのものにエラーが返るようになる。
プログラムの異常終了は,初期状態へのリセットではない。
電子的迷走がシステムの中に残っているのである。
ネットは,この "[Errno 5] Input/output error" をめぐる議論が満載である。
しかし,ひとつとして解決策を提示できていない。
オタクが寄って集って議論して,堂々巡りの体である。
改めて考えてみると,不思議なことである。
オタクは,この道の専門家である。
専門家は,馬鹿なのか?
現在,世の中は「新型コロナ禍」の真っ最中である。
これは,専門家の馬鹿が導いている人災である。
専門家は,確かに馬鹿と両立するのである。
この場合の「馬鹿」の内容は,構造的・論理的に考えられない,である。
災難を,ツールや薬で解決しようとする。
「新型コロナ禍」を導いて引っ込みがつかない者たちは,いまは「ワクチン頼み」をひとにせっせと洗脳しているところである。
"[Errno 5] Input/output error" の意味は,単純である。
あまり仕事が出来ない者につぎからつぎと要求を出したので,その者がパンクしてしまった──ということである。
しかし,馬鹿なオタク/専門家は,「この者に効く薬は何か?」という考え方をするのである。
"[Errno 5] Input/output error" の解決法は,単純である。
そのロボットを,「能力の低いロボット」と認知してやる。
そして,下手にいじくることをしない。
──「下手にいじくる」とは,壊してしまうということである。
大事なのは,つぎの認識である:
つぎはこれのパラフレーズである:
「改善できない点は,特色とせよ」
「災難に逢ふ時節には災難に逢ふがよく候
死ぬる時節には死ぬがよく候」
新型コロナなんぞは,つぎの統計に見るように,「ただの風邪」である:
○ 2019年人口「123,731,176」の年齢群別内訳
○ 2019年死亡数 1,381,098 (138万人)
○ 2021-02-24 発表「新型コロナ死亡数」の年齢群別内訳
年寄りは,ただの風邪で死ぬ。
年寄りがただの風邪で死ぬのは,生命/自然の理である。
年寄りがただの風邪で死ぬのは,年寄りの特色である。
しかしオタク/専門家馬鹿は,「年寄りとは,薬・ワクチンで改めていかなばならないもの」という考え方をする。
こうして,年寄りは,<医療漬け生物>という品種──人工品種──になる。
生物の「アポトーシス」プログラムに逆うこの人工品種は,ぐちゃぐちゃの体にされて死ぬばかりである。
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