Up 国立国会図書館の津波洪水の高さ 作成: 2023-11-17
更新: 2023-11-17


    つぎは,国立国会図書館を中心にした地図:
地理院地図から,「標準図」と「自分でつくる色別標高図」を引用


    国立国会図書館の敷地は,リアス海岸の中の入り江のようになっている。
    侵入してくる津波が高く盛り上がる地形である。


    津波の水は,堀の水を嵩上げしつつ,図書館の北側の道路を西に流れる。
    水は図書館の敷地に流れ込むとともに,図書館を囲む高台に阻まれて隆起する。
    図書館は,この隆起した水のはね返りにも襲われる。

    標高差をそのまま水の高さにすれば,それは5m の高さになる。
    地上1階が被る高さである。

    というわけで国立国会図書館は,高さ1m の浸水くらいは想定しておくことになる。