Up 「感染国」対応の違いに見える国の関係 作成: 2020-03-06
更新: 2020-03-06


    3月に入ってからの「国内感染者数」の推移は,つぎの通り:
1日 2日 3日 4日 5日
北海道 69 74 76 79 79
愛知県 30 30 34 40 40
東京都 29 29 30 34 34
神奈川県 24 24 24 24 24
大阪府 4 8 10 17 17
千葉県 12 12 12 13 13
和歌山県 11 11 11 11 11
高知県 2 3 3 7 7
新潟県 1 2 5 5 5
京都府 2 2 3 5 5
熊本県 5 5 5 5 5
石川県 4 3 3 3 3
兵庫県 1 1 3 3 3
福岡県 3 3 3 3 3
沖縄県 3 3 3 3 3
岐阜県 2 1 1 1 1
宮城県 1 1 1 1 1
栃木県 1 1 1 1 1
埼玉県 1 1 1 1 1
長野県 1 1 1 1 1
静岡県 1 1 1 1 1
三重県 1 1 1 1 1
滋賀県 1 1 1 1 1
奈良県 1 1 1 1 1
山口県 1 1
 合計 254 268 284 317 317

    だれもが抱くことになる疑問は,この数値がどこから出てくるのかである。
    感染の有無の調査などやっていないのだから。

    各国の「感染国日本」対応は,この辺の事情も含めてのものとなる。
    そして国によって対応の形は違ってくる。
    その違いは,日本との人の往来を制限することによる経済的ダメージ──大きいかそうでもないか──の違いから出てくる。

      読売新聞, 2020-03-06
    「日本から入国」制約拡大
    新型肺炎 隔離など 53か国・地域
     外務省は5日、新型コロナウイルスの感染拡大で、53か国・地域 (5日午前10時時点) が日本からの入国後に自宅待機などの行動制限措置を取っていると公表した。 3日時点から中東や中央アジア、アフリカなどの15か国・地域が増えた。
     外務省によると、クウェートでは、日本からの渡航者らに対し、入国後は外出せずに14日間の自宅待機を求めている。 ウズベキスタンでは、検疫を義務づけ、入国後14日間の隔離措置を取る。 日本を乗り継ぎで通過した場合も、自宅で14日間隔離させている。
     トルクメニスタンでは、有効な査証(ピザ)を持っていても、24日間医療機関で隔離を行っている。 キューバは、入国時の検査で症状がない場合も、14日以内は人混みを避けるように要請している。
     日本からの入国・入域禁止などの制限措置を講じているのは、22か国・地域にのぼる。
     インドは今月3日以前に日本人に発給したピザを無効にし、空港到着時のピザ発給サービスも停止している。
     菅官房長官は5日の記者会見で、各国の一連の措置について、「影響はしっかり注視していきたい」と述べた。 また、インド政府に対し、入国制限措置について強い懸念を伝えたことを明らかにした。