Up イタリアの失敗──「集中治療施設」の愚 作成: 2020-03-22
更新: 2020-03-22


    本日(3月22日) の朝刊では,新型ウィルス感染死亡者数が「日本 35,イタリア 4032」となっている。
    「日本 32」は虚構であるにしても,日本はイタリアのような数値にならずに済んでいる。
    新型ウィルス対策に日本は成功し,イタリアは失敗の(てい)である。

    両者で何が違うかというと,イタリアは「集中治療施設」をやっていることである。


    新型ウィルス感染に対しては,つぎの措置が正しいものになる:
      ウィルス感染の検査・診察を受けようとして病院に行くことは,
       院内感染・クラスター形成の懼れがあるため,これを禁ずる

      感染検査は無意味であるし,伝染の機会を増やすだけ
      ウィルス感染の場合は,自宅で自然治癒を頼みにすること
    実際,新型ウィスルに対しては,病院に行ったところでそもそも治療法が無い。

    日本はこのやり方で,成功を見せている。
    そして,日本のやり方の真逆を行っているのが,イタリアである。
    「集中治療施設」をやっているわけだ。


    ウィルスは,空気感染する。
    集中治療施設は,ウィルスの巣窟になる。
    ここに感染者を送り込めば,症状は重篤化し,重篤な者は死に至る。

    「専門家」やマスコミは,「集中治療施設」が愚策であることを言わない。
    これを言うことは,医療否定──医療利権批判── になるからである。
    そして,現場で「医療」にあたっている者の「英雄的行動」を馬鹿にすることになるからである。

      註: 「英雄的行動」は,だいたいが裏目に出る。
    「死ぬる時節には死ぬがよく候」を知るべし。