Up グローバリスト首長 作成: 2020-04-30
更新: 2020-04-30


    「改革をするのは,よそ者・若者・馬鹿者」のことばがある。
    これは,よそ者・若者・偏人を持ち上げることばであり,悪口ではない。

    大都市圏の首長には,このタイプが多い。
    住民のタイプもこれに似るので,選挙で票が集まることになるわけである。

    このタイプは,<独り善がり>が特質になる。
    実際,よそ者・若者・偏人が褒められるとき,褒められているその特長は<独り善がり>である。

    彼らには,「コンセンサス」の考えがない。
    「住民の考えは?」の考えがない。
    かくして,つぎのようになる:

      読売新聞, 2020-04-29
    「9月入学も選択肢」文科相
     一方、多くの自治体からは、9月始業・入学についての意見も出ている。
     宮城、広島、山口など17県の知事でつくる「日本創生のための将来世代応援知事同盟」は28目、学校の9月入学制導入を検討するよう政府に求める緊急共同メッセージを採訳した。 29日にウェブ会議で行われる全国知事会で議論の内容を報告する予定だ。
     東京都の小池百合子知事も28日、インターネットで配信された教育評論家の尾木直樹さんとの対談の中で、「9月スタートは世界的にも多くの国々が行うグローバルスタンダード。人を呼び込む、留学を呼び込むにもプラスになる。一種のパラダイムシフトで、大きく社会を変えるきっかけになる」と話した。
     萩生田文部科学相もこの日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い学校の入学・始業時期を9月とする案について、「文科省内では一つの選訳肢としてシミュレーションしている」と明らかにした。
     萩生田氏は「国際社会で4月入学の先進国は数えるほどしかない。オールジャパンで子供たちの学びを確保するため、一つの大きな選訳肢になっていく」との見解を示した。
     ただ、実現を困難視する意見があることを念頭に「社会全体に影響を及ぼすものであり、各方面との調整が極めて必要な案件だ」とも述べた。

      読売新聞, 2020-04-30
    9月入学 社会全体に影響
    ‥‥‥
     全国知事会 (会長=飯泉嘉門・徳島県知事) は29日のテレビ会議で、5月6日の緊急事態宣言の期限後も休校が続く場合、9月入学を含めて対応を検討するよう、国に提言することを確認した。
     しかし、会議では、東京都の小池百合子知事が「9月がグローバルスタンダード」と述べ、大阪府や神奈川県の知事も賛同した一方で、埼玉県の大野元裕知事は「社会全体の年度との連動が必要」と訴えた。 他の知事からは「どさくさ紛れに導入すべきではない」といった声もあった。
     日本私立中学高校連合会の吉田晋会長は「9月までの学習や学費負担をどうするかといった議論が何もなく、9月入学が急浮上したことに戸惑っている」と話す。