Up | 菅政権版『裸の王様』──「屁」発言 | 作成: 2021--05-25 更新: 2021--05-25 |
「裸の王様」は,既に自分が裸であることを最もよく知る者である。 しかし,もう引っ込みがつかない。 「馬鹿には見えないすばらしい着物」をぶち上げて,大衆をさんざん引きずり回してきた。 「馬鹿には見えないすばらしい着物」ゲームは,ずっと続けていかねばならないのである。 菅政権は,この「裸の王様」である。 この度,「裸」を「屁」の表現に変えたバージョンが現れた。 ひとりの子どもが,「馬鹿にはわからない緊急事態宣言」に対し,「屁」と言ってしまった。 新型コロナの実際を知ることになる者は,みな「屁」の認識になる。 政権も厚労省も,本音は「屁」である。 以前「厚労省職員23人が東京都の営業時短要請時下に銀座の飲食店で会食」が事件にされたが,これは厚労省職員が「屁」を言ってのけたというわけである。 政権は,「屁」の認識を共にするものであるから,「屁」の発言に対し「屁ではない」とは返せない/返さない。 「これ以上迷惑をかけられないということで辞任された。大変反省されていた」と返すのである。 |