Up 強権・恫喝政治の一幕 作成: 2021-07-09
更新: 2021-07-09


    政治家には,国の政治を「経営」として考える者と「正義遂行」と考える者の,2タイプがある。
    後者は,自分が進める施策は正義である。
    施策に従わない者は,反正義である。

    正義にとって反正義は,個性 (「人様々」) とは違う。
    反正義は,存在してはならないものである。

    こうして,「正義遂行」の政治は,強権政治になる。
    施策に従わない者を恫喝し,刑に処す。
    これは,反正義 (存在してはならないもの) に対する「正義の鉄槌」である。
    これを振るう者は,「やって当然──やらなくてどうする」の感覚でいる。

    こうして,つぎのようになる:
      産経新聞, 2021-07-08 13:29
    要請応じない店には「何度でも命令、過料」 西村担当相
    西村康稔経済再生担当相は8日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく休業要請などに従わない飲食店に命令や過料を科す手続きに関し「既に過料が科されている店舗もあるが、引き続き要請に応じていただけなければ、何度でもそうした手続きを取ることを含め、厳しい対応をしていく」と述べた。
    新型コロナ基本的対処方針分科会の終了後、記者団に語った。

      産経新聞, 2021-07-08 22:55
    命令応じぬ飲食店には金融機関からも働きかけ 西村担当相
    西村康稔経済再生担当相は8日夜の記者会見で、新型コロナウイルス特別措置法に基づく休業要請や命令などに応じない飲食店に関し、融資元の金融機関と情報共有して協力を求め、要請に応じるよう働きかける方針を明らかにした。
    西村氏は「金融機関は(店と)日常的にやりとりを行っている。法律に基づく要請や命令なので、順守していただけるよう金融機関からも働きかけを行っていただきたい」と語り、関係省庁と協議を進めていると明らかにした。
    政府は今回、東京都に4回目の緊急事態宣言を発令するに当たり、酒類規制の実効性の確保を重視している。酒類販売業者に対し、要請に従わない店との酒類取引を行わないよう求める一方、要請に応じた店には協力金の先渡しができる仕組みも導入するとしている。


    「新型コロナ」は,また一つの「馬鹿な戦争」である。
    「馬鹿な戦争」の役者は,そっくり揃っている。

    ただしこれまで,顕著な強権・恫喝政治には至らずに済んでいる。
    それは,政府の要職に就いているのが,国の政治を「経営」として考えるタイプの政治家だからである。
    上の発言は,撤回されることになる:
      産経新聞, 2021-07-09 15:32
    加藤長官、西村氏発言「融資制限ではない」
    加藤勝信官房長官は9日の記者会見で、西村康稔経済再生担当相が緊急事態宣言中に政府の要請に応じず酒類提供を続ける飲食店の情報を取引先の金融機関に提供する考えを示したことについて釈明した。
    加藤氏は「飲食店に対する融資の制限などをお願いする趣旨ではない」と述べた。同時に「飲食店に対しては当該事業者の資金繰りを踏まえてしっかりとした支援をしてほしい。これが基本で何ら変わるものはない」とも語り、宣言発令に伴い営業自粛要請に応じている飲食店などへの資金繰り支援を引き続き行うよう求めた。
    加藤氏は、西村氏の発言の狙いについて、金融機関は取引先である飲食店などと日常的にコミュニケーションがあり、改めて感染予防の徹底を訴えてほしいという趣旨だったと説明し、「あくまでもお願いだ」と強調した。