Up 「顔パンツ」文化 作成: 2022-06-01
更新: 2022-06-01


    新型コロナは,マスク文化を生むことになった。

    つぎは,日本インフォメーション(株)「マスク生活が長期化した今を読み解く──マスク着用の意識・行動調査」(2022-02-17) からの引用:
    • 今後のマスク使用意向 (コロナ収束後)


    • 今後のマスク使用意向の理由
    (「使用したい」と回答した者ベース, %)
    抗菌・抗ウィルスになる 41.7
    メイクをしていなくても良い 23.4
    口臭が隠せる 15.8
    髯を剃っていなくても良い 11.9
    顔のたるみを隠せる 11.7
    シミ・そばかすを隠せる 10.9
    ほうれい線を隠せる 10.8
    歯の汚れ,矯正などが隠せる 10.2
    日焼け止めになる 10.0
    小顔に見える 9.6
    肌荒れを隠せる 9.1
    可愛い,綺麗,かっこよく見える 7.4
    若く見られる 6.6
    マスクのおしゃれを楽しめる 5.8
    クマを隠せる 2.1
    その他 4.7
    特になし 14.5


    使用理由のうち,「抗菌・抗ウィルスになる」「その他」「特になし」の残りは,「顔パンツ」のことばで括られる。

    薬事衛生産業は,ひとに「菌・ウィルスは怖い」と「素の体は醜い・汚い」を洗脳してきた。
    洗脳された者は,マスクに「抗菌・抗ウィルス」, 「顔パンツ」の意味を与え,常に身につける者になる。
    マスク文化の出現は,いまの日本には不思議でも何でもない。


    「菌・ウィルスは怖い」「素の体は醜い・汚い」は,恐怖症 phobia である。
    薬事衛生産業とその利権のおかげで,日本人はこの恐怖症患者が増大する一方になっている。
    日本インフォメーションの調査では,回答者の 54.5% が「コロナ収束後もマスク使用」である。
    さて,実際はどうなるか?
    大いに見物(みもの)である。