Up | 「ウィズ・コロナ」は,日本人の |
作成: 2022-06-06 更新: 2022-06-06 |
そしてこの度,読売新聞が同様の世論調査をした。 結果は,日本インフォメーションの調査結果を裏付けるものになった:
新型コロナ感染は,無くなることはない。 無くなることはないから,いまマスク着用を要求しているところは,これからもマスク着用を要求することになる。 失敗して糾弾されるのは,嫌だからである。(保身!) よって,「必要なときだけ着けたい」49% は「今後も着用」41% と同じことになる。 ということは,日本人の 90%がマスク着用を日常とする者になる,ということである。 スゴイ! どうしてこういうことなるのか? 日本人にとって<ひとのいるところに出る>は,<周りとの同調を自らに強いる>である。 周りと同調しようとする者は,自分をいつも他と比較する者になる。 そして自分をいつも他と比較する者は,自分の中に<引け目を感じる部分>を絶えず探す者になる。 こうして日本人は,同調意識とそれに劣等感が重なり,ひとのいるところに自分を曝して出るということができない。 できることなら引き籠もっていたいし,ひとのいるところに出るときは自分を曝さずに済ませたい。 というわけで,日本人にとって「リモート&マスク」の「ウィズ・コロナ」は,むしろ心地よい生活環境なのである。 実際,「リモート&マスク」に慣れた者は,これから抜けられなくなる。 その者にとって世界は,ヒリヒリ痛く堪えられないものに変わっているからである。 「ウィズ・コロナ」は,実は日本人の 「コロナ禍」は社会・経済のことであって,個人のことではないのである。 植物には,陽性植物と陰性植物がある。 バクテリアには,好気性バクテリアと嫌気性バクテリアがある。 日本人を観察していると,「国民性」という文化にもこれと似た違いがあることを,はっきり見て取れるというわけである。 |