Up 「死亡数」 作成: 2020-06-23
更新: 2020-06-23


    雨が降って地盤が崩落した。
    これは降雨災害か,それとも土砂災害か。
    地盤がもともとどんな状態だったかに依存する。
    特段に弱いと見なされなければ,降雨災害である。
    弱ければ,土砂災害である。

    「新型コロナによる死亡数」は,「降雨があったから降雨災害」方式である。
    よって,つぎのようになるわけである:
      「新型コロナによる死者は,高齢者・持病持ちに集中。
       ──ふつうは,ウィルスが検出されても自覚症状無しか軽症。」


      読売新聞, 2020-06-14
    「コロナ死」定義 自治体に差
     ‥‥ これまでに感染者の死亡を発表したのは62自治体。 このうち44自治体は、死因に関係なくすべて「死者」として集計していた。 その理由として、「高齢者は基礎疾患のある人が多く、ウイルスが直接の死因になったのかどうか行政として判断するのは難しい」(東京都)、「全員の死因を精査できるとは限らない」(千葉県) ──などが挙がった。
     感染者1人が亡くなった青森県は「医師は死因を老衰などと判断した。 感染が直接の死因ではないが、県としては陽性者の死亡を『死者』として発表している」と説明している。 ‥‥
    国「速報値と捉えて」
    厚労省は12日現在、「新型コロナウイルス感染症の死亡者」を922人と発表している。 都道府県のホームページ上の公表数を積み上げたといい、この死者数をWH0に報告している。
     一方で同省は、新型コロナによる死者だけでなく国内のすべての死亡例を取りまとめる「人口動態統計」を毎年公表している。 同統計は医師による死亡診断書を精査して死因が分類されるため、新型コロナの死者は現在の公表数よりも少なくなるとみられる。
     ‥‥