Up 年齢群別死亡数 : 2021-09-01 まで 作成: 2021-09-02
更新: 2021-09-02


死亡数累積の推移
(数値を 厚労省「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」から引用)
<10 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80≦
04/17 まで 0 0 0 2 2 6 18 46 79 153
05/05 まで 0 0 0 2 8 16 42 97 216 381
06/17 まで 0 0 0 3 9 18 69 176 367 642
07/15 まで 0 0 1 4 14 33 101 268 556 977
08/12 まで 0 0 1 4 14 37 108 287 584 1035
09/02 まで 0 0 1 5 17 45 124 336 735 1263
10/14 まで 0 0 2 6 18 52 159 422 951 1610
11/11 まで 0 0 2 6 20 60 173 484 1063 1808
12/09 まで 0 0 2 6 23 67 194 556 1275 2123
12/29 まで 0 0 2 9 31 89 267 781 1939 3118
01/27 まで 0 0 2 12 43 134 409 1165 3020 4785
02/24 まで 0 0 3 16 56 169 532 1631 4511 6918
03/24 まで 0 0 3 18 64 188 615 1944 5334 8166
04/21 まで 0 0 3 19 72 206 670 2135 5876 8981
05/12 まで 0 0 3 19 83 224 728 2344 6408 9809
05/26 まで 0 0 7 22 88 252 791 2555 6974 10689
06/09 まで 0 0 7 26 95 266 827 2687 7302 11210
07/07 まで 0 0 8 27 108 308 956 3019 8223 12649
07/14 まで 0 0 8 27 111 313 971 3047 8270 12747
07/28 まで 0 0 9 29 116 317 990 3076 8346 12883
08/04 まで 0 0 9 30 117 323 1002 3088 8377 12946
08/11 まで 0 0 10 33 120 334 1009 3100 8403 13009
08/18 まで 0 0 10 37 129 346 1025 3119 8461 13127
08/25 まで 0 0 13 41 133 355 1037 3144 8524 13247
09/01 まで 0 0 14 44 144 390 1066 3172 8606 13436


    年齢群別死亡数の比率を円グラフに表すと:
年齢群別死亡数の比率

    グラフのパターンは,つぎの年齢群別年間死亡数のグラフと同じ:
「年間死亡数 1,381,098 (138万人)」の年齢群別年間死亡数
(厚労省『令和元年(2019) 人口動態統計月報年計(概数) の概況』 より)

    ちなみに,年齢群別人口は,
「人口 123,731,176 (1億2373万人)」の年齢群別人口
(厚労省『令和元年(2019) 人口動態統計月報年計(概数) の概況』 より)


    このように,新型コロナは死亡者が高齢者に偏る点が特徴である。


    上の表から,年齢群別1日当たり死亡数を計算すると:
1日当たり死亡数の推移
<10 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80≦
04/17 〜 05/05 0 0 0 0 0.3 0.6 1.3 2.8 7.6 12.7
05/05 〜 06/17 0 0 0 0 0 0.1 0.8 2.4 4.6 7.9
06/17 〜 07/15 0 0 0 0 0.2 0.5 1.1 3.3 6.8 12
07/15 〜 08/12 0 0 0 0 0 0.1 0.3 0.7 1 2.1
08/12 〜 09/02 0 0 0 0 0.1 0.4 0.8 2.3 7.2 10.9
09/02 〜 10/14 0 0 0 0 0 0.2 0.8 2 5.1 8.3
10/14 〜 11/11 0 0 0 0 0.1 0.3 0.5 2.2 4 7.1
11/11 〜 12/09 0 0 0 0 0.1 0.3 0.8 2.6 7.6 11.3
12/09 〜 12/29 0 0 0 0.2 0.4 1.1 3.7 11.3 33.2 49.8
12/29 〜 01/27 0 0 0 0.1 0.4 1.6 4.9 13.2 37.3 57.5
01/27 〜 02/24 0 0 0 0.1 0.5 1.3 4.4 16.6 53.3 76.2
02/24 〜 03/24 0 0 0 0.1 0.3 0.7 2.9 10.8 28.4 43
03/24 〜 04/21 0 0 0 0 0.3 0.7 2 7.1 20.1 30.2
04/21 〜 05/12 0 0 0 0 0.5 0.9 2.8 10 25.3 39.4
05/12 〜 05/26 0 0 0.3 0.2 0.4 2 4.5 15.1 40.4 62.9
05/26 〜 06/09 0 0 0 0.3 0.5 1.1 2.8 10.2 25.2 40.1
06/09 〜 07/07 0 0 0 0 0.5 1.5 4.6 11.9 32.9 51.4
07/07 〜 07/14 0 0 0 0 0.4 0.7 2.1 4 6.7 14
07/14 〜 07/28 0 0 0.1 0.1 0.4 0.3 1.4 2.1 5.4 9.7
07/28 〜 08/04 0 0 0 0.1 0.1 0.9 1.7 1.7 4.4 9
08/04 〜 08/11 0 0 0.1 0.4 0.4 1.6 1 1.7 3.7 9
08/11 〜 08/18 0 0 0 0.6 1.3 1.7 2.3 2.7 8.3 16.9
08/18 〜 08/25 0 0 0.4 0.6 0.6 1.3 1.7 3.6 9 17.1
08/25 〜 09/01 0 0 0.1 0.4 1.6 5 4.1 4 11.7 27


    つぎは,この表の「計」と「80≦」の列をグラフ (ヒストグラム) にしたもの:
1日当たり死亡数の推移


80歳以上の 1日当たり死亡数の推移


    現在,「専門家」とマスコミは「感染の爆発的拡大」をキャンペーンしている。
    この場合彼らが用いるグラフは,新たに見出された陽性反応者数の推移グラフである。
    そしてこのグラフの直近の変化を指して, 「感染の爆発的拡大」を唱えるのである。
「新規陽性者数の推移 (日別)」
(厚労省「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」)


    大衆は,このグラフを見せられて「感染の爆発的拡大」に恐怖する。
    そして地方・中央行政も,この大衆と同じザマというわけである。

     註: 国内感染はほぼ尽くされ,陽性者はいくらでも潜在している。
    しかしグラフは, 「新規陽性者数」がいま減少していることを示している。
    この減少は,検査数の調整が行われているためである。
      「東京都 濃厚接触者調査の縮小通知」
    実際, 「新規陽性者数」は検査数次第であり,意味がない。



    新型コロナの死亡者数──ここまで 1万4千人──は,たいした数ではない。
    2019年度は年間138万人が死んでいるが,これは1日あたり 3800人死んでいるということである。

    つぎの数値とも比較せよ:
死因別死亡数ランキング
*厚労省「令和元年(2019) 人口動態統計月報年計(概数) の概況」, 第6表より)
順位 死因 死亡数
2018 2019
1 悪性新生物(腫瘍) 37万3千5百 37万6千4百
2 心疾患 20万8千2百 20万7千6百
3 老衰 10万9千6百 12万1千9百
4 脳血管疾患 10万8千2百 10万6千5百
5 肺炎 9万4千7百 9万5千5百
6 不慮の事故 4万1千2百 3万9千4百
7 誤嚥性肺炎 3万8千5百 4万0千4百
8 腎不全 2万6千1百 2万6千6百
9 認知症 2万0千5百 2万1千4百
10 自殺 2万0千0百 1万9千4百
(順位は「2018年計」より)

    新型コロナは,とても「パンデミック」と呼べたものではない。
    「専門家」がいまも「パンデミック」と唱えてひとの恐怖を煽っているのは,引っ込みがつかなくなっているからである。