Up 検査数・陽性者数・重症者数・死亡者数の関係 作成: 2021-07-22
更新: 2021-07-22


    陽性検査が,起点になる:
    1. 検査数の一定割合が,陽性者数になる。
    2. 陽性者数の一定割合が,重症者数になる。
    3. 重症者数の一定割合が,死亡者数になる。

    特に,「専門家」, マスコミの言う「第○波」は,陽性検査の波がつくっている。


    厚労省「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」から引用:



    解説:「重症者数・死亡者数は,陽性検査数が起点」について
    「新型コロナによる重症化・死亡」は,新型コロナによって重症化・死亡する素地があってのことである。
    検査を受け陽性となった者は,重症化・死亡すると,新型コロナで重症化・死亡した,とされる。
    一方,検査を受けてなくて重症化・死亡している者は,素地の方の病名を与えられて重症化・死亡しているわけである。

    新型コロナの感染が始まってから1年半以上も経ったいまは,ほとんどの者が感染している。
    よって,全人口に対する「新型コロナによる重症化・死亡」者数の比率は,ほぼ一定である。
    この「ほぼ一定」に対し検査数の波を作用させれば,重症・死亡者数の波が出来上がるわけである。