Up 「新型コロナワクチン」: 要旨 作成: 2021-05-30
更新: 2021-05-30


    ひとは,物事を科学的に考えることをしない。
    物事を科学的に考えることは<反社>になるからである。
    ひとが社会で生きることは,《物事を科学的に考えることは<反社>になる》の圧を受けて生きることである。
    ひとが社会人として生きているとは,この圧に適応しているということである。


    厄払いの民間儀礼は,これを信じるならば迷信である。
    しかし,社会人であるためには,信じているふりをしなければならない。
    そして,そのふりをならい性にしているうちに,<信じている>と同じ心理状態になる。

    「感染防護服」を着て「薬剤」を適当なところに降りかける。
    これは迷信がさせている厄払いの儀礼である。
    このパフォーマンスは,「膨大な空間に少しの点を打つような行為だが,これをすることで何がどうなるのか」の疑問を自ら封じ,思考停止しなければ,できない行為である。

    雑巾がけ,アクリル板,3m離れる,入口に設置の薬剤,そしていろいろに意匠を凝らしたマスク──これらも同じ。
    膨大な空間に少しの点を打つような行為だが,これをすることで何がどうなるのか」に思考停止しなければ,できない行為である。

    「迷信」とは,この思考停止の心理状態を指すことばである。
    ひとは,新型コロナ対策を迷信する。


    迷信は,《不可知を知ったつもりになる》である。
    神話は自然の擬人化になっているが,そうなるのは《人だと知ったつもりになれる》からである。
    これを,アニミズムという。

    新型コロナに対するひとの迷信も,アニミズムの類である。
    ひとはウイルスを理解できないので,擬ダニ化・擬雑菌化・擬飛沫化する。
    そこで,雑巾がけ,アクリル板,3m離れる,入口に設置の薬剤,そしていろいろに意匠を凝らしたマスク,となるわけである。

    ウイルスは,このようなものではない。


    迷信は,しっぺ返しを喰う。
    不可知を知ったつもりになると,バチが当たるのである。

    東北地方太平洋沖地震での津波の高さを,専門家は数メートルと計算した。
    しかし東日本大震災では十数メートルの高さになり,遡上高が40メートル以上になるところも現れた。

    ひとを迷信に導く操作を「洗脳」と謂う。
    この洗脳では,「専門家」という名のトリックスターが重要な役割をもつ。
    ひとを騙すには,もっともらしい嘘が要る。
    このもっともらしい嘘をつくるのが,「専門家」という名のトリックスターである。

    なぜ「専門家」なのか。
    彼らは,自分が知識としているものを事実のすべてと思ってしまうタイプの者たちだからである。
    自分が知識としているものを事実のすべてと思っているので,まさに無邪気に,もっともらしい嘘をつく。


    いま,洗脳される大衆がさらに導かれているのが,「新型コロナワクチン」である。
    「新型コロナワクチン」のもっともらしい嘘を,「専門家」がつくる。
    ひとは,「新型コロナワクチン」に洗脳される。

    「新型コロナワクチン」の問題は,前のめりのバタバタ状態でこれが取り組まれていることである。
    前のめりのバタバタ状態でやることには,必ず報いがある。
    「新型コロナワクチン」は,必ずやしっぺ返しを喰うことになる。

    「新型コロナワクチン」を煽っている行政やマスコミは,このしっぺ返しの局面になると必ず「想定外」ということばをつかう。
    新型コロナワクチンがうまくいくことを,その時はだれも疑わなかった」の言い方を用いて,責任をみんなになすりつけようとするのである。

    というわけで,いま洗脳の外にいる者は,『「新型コロナワクチン」異論』づくりに取り組む必要がある。
    行政・マスコミによる歴史捏造の好き勝手は,いつまでも許しておくわけにはいかない。

    行政・マスコミによる歴史捏造の好き勝手は,これまでなぜ許されてきたか。
    彼らがマス発信を独占する者だったからである。
    いまは,個がマス発信をして彼らを嗤える時代である。
    歓ぶべし。