Up ワクチンの副反応とは何か 作成: 2021-08-13
更新: 2021-08-13


    ワクチンは,「ウイルスが侵入した !」と体に思わせ,免疫反応を起こさせる,というものである。
    体を騙すわけである。

    新型コロナワクチン──COVID-19 mRNAワクチン──の場合,騙しのテクニックはつぎのようになる:
    1. ウイルスのスパイクタンパク質の mRNA を作成
    2. これを保護シェルに入れて,筋肉注射する
    3. このユニットが体の細胞に付着すると,細胞との融合が起こり,mRNA が細胞に取り込まれる
    4. 細胞のリボソームが, mRNA からスパイクを再現
    5. 体はこのスパイクに反応して,「ウイルスが侵入した !」の免疫反応を開始する


    「ワクチンの副反応」とは,この<騙された体>のしでかすことである。


    ウイルスが侵入すると,体は免疫が働きやすい状態をつくる。
    それは,体温を上昇させることである。
    高熱は,悪寒・頭痛・倦怠等の症状になるが,これはありがたく受け取るものである。
    (高熱は体が必要として起こすことであるから,これに対して解熱剤を用いるのは命取りとなる。)
    そしてこの高熱環境のもとで,免疫がウイルス撃退を行動する。

    ワクチンは,体を騙して,このことをさせる。
    そして,体がこの空騒ぎを自分でうまく鎮めてくれること,免疫記憶が成ること,抗体が多数保持されることを,当て込むわけである。

    この当て込みは,ずいぶんと虫がいい当て込みである。
    現実は,こう都合よくは進まない。
    特に,ひとによっては,ワクチンに騙された体が調子が狂ったままになる。
    「ワクチン接種後死亡」は,「ワクチンに騙された体が調子が狂ったままになって死亡」がこれの内容になる。


    ちなみに,厚労省実施の「副反応疑い報告」が,現在つぎのようになっている (第66回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 (2021-08-04) 資料):
    • 「令和3年2月17日から令和3年7月25日までに報告された死亡事例は計828件」
    • 「上記に加え,令和3年7月26日から令和3年7月30日までに,医療機関又は製造販売事業者から死亡として報告された事例が 84件あった」
    • 「専門家の評価」
        因果関係が否定できないもの0
        因果関係が認められないもの3
        因果関係が評価できないもの825

    ここで,「因果関係が評価できないもの」は,そもそもどうすることが「因果関係の評価」になるのかだれも知らないわけであるから,ナンセンスである。