Up 年齢差 作成: 2020-04-21
更新: 2020-04-21


    つぎは,厚労省「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向 (令和2年4月17日18時時点)」の中のグラフを表に書きかえたものである:
<10 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80<
陽性者数 151 223 1577 1473 1603 1656 1103 843 655
死亡数+重症者数 1 1 2 3 23 46 81 106 98
死亡数 0 0 0 2 2 6 18 46 79
死亡数 ÷ 陽性者数 (%) 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.4 1.6 5.5 12.1
    これが示すように,若年・高齢をいっしょくたにして「重症・死亡」「致死率・死亡率」を言うことは,まったく意味がない。
    NHKニュースなどは《世論を「新型コロナは若者にも危険」になんとしても誘導するぞ》の(てい)であるが,数値が示すように「若者にはふつうの風邪」である。


    しかも,<感染>ステージは既に終わっている。
    いまは,ウィルスが感染者の間を<行ったり来たり>のステージである。

    学校での「マスク」「席を離す」なんぞは,まったくのナンセンスである。
    もともとそんなことに何の機能も無いうえに,いまは<行ったり来たり>ステージだからである。

     註: もっともこの場合のナンセンスは,たいていの者がわかっている。  
    ひとは,わかっていても「裸の王様」の民衆役を務めるものなのである


    高齢者の問題は,<行ったり来たり>ステージも危険は続くということである。
    高齢者の免疫力は脆弱だからである。

    しかしこれは,どうしようもないことである。
    特に,「自粛」でどうなることではない。
    「自粛」が間違っているのは,<行ったり来たり>ステージではこれは意味の無いストラティジーだからである。

     註: <感染>ステージは,旧正月の中国訪日客が全国に拡散した期間で,ほぼできあがっている。
    国内での感染者発生が騒がれた時期,北海道の感染者数の多さが目立ったが,これは「雪まつり」が<感染>ステージづくりに大きく寄与したためである。