Up 義憤テロ 作成: 2020-04-25
更新: 2020-04-25


      徳島新聞, 2020-04-24
    徳島県外ナンバーにあおり
    「県内在住」と車用ステッカーも
     徳島県の飯泉嘉門知事は24日の定例記者会見で、県外ナンバーの車に「暴言やあおり運転、投石、傷つける」といった差別的行為が発生していると指摘、行為をしないよう呼び掛けた。
     自己防衛するため「徳島県内在住者です」と明記した車用のステッカーも販売されている。製作した徳島市の販促企画会社は「肩身の狭い思いをしている人のためになれば」としている。
     県によると「県外ナンバーに乗っていたら嫌がらせを受けた」と被害を報告する声の一方で「県外ナンバーが多い」との指摘など、ナンバーを巡り1日数十件程度の声が寄せられているという。徳島県は感染者が24日現在で計5人と少ない。


    戦時は,正義が闊歩する時である。
    この正義は,非国民に憤る正義である。

    義憤は幼稚なものである。
    もともと正義の所以が勉強の足らなさだからである。

    平時は損になる勉強不足だが,戦時では<容易に正義になれる特質>として有利に働く。
    幼稚な義憤は,逆らってはならないものである。
    幼稚である分,かんたんにテロをやるからである。
    ひとの生活は,義憤に怯えるようになる。
    「徳島県内在住者です」ステッカーは冗談のようだが,こんなことが当たり前になっていくのである。


    政治は,義憤をはじめのうちは都合のよいものにして,これを利用しようとする。
    しかし,利用しているうちにこれの恐さがわかってきて,これに怯えるものになる。

    「暴言やあおり運転、投石、傷つける」は,たしなめてはならない。
    しないようお願いしなければならない。
    ──となる。