Up 組織の AI 対応は,名目 「責任者」 で 作成: 2026-02-03
更新: 2026-02-03


    AI への窓を開けることは
       内のものが外に出ること
       外のものが内に入ること
    両方とも不測の事態が起こるもと。
    組織は,不測の事態を想定せねばならない。

    組織は,不測の事態が起きた時の責任者を決める。
    この責任者は,名目的責任者である。


    何かが起きた時の責任は,ネットワーク。
    誰が悪いかみたいにやり出したら,収拾がつかなくなる。
    人間関係も壊れる。
    そこで名目で責任者をつくっておいて,何かが起きた時は責任者が責任を取らせた形にする。

    責任者とは,責任を「閉じる」ために立てるものである。
    これには,
     「制度」に向かわないようにする
    の含意がある。

    組織は,「制度」で窮屈にしたくない。
    「制度」は,員が失敗を懼れ萎縮することになる。
    そこで,「責任者」を用いる。
    「失敗したときの責任は○○がとるから,失敗を懼れるな」というわけである。

    「責任者」と「制度」は,対立する考えになる。
    「責任者を立てる」は,組織を窮屈にしないための知恵なのである。


    そして,AI のようなよくわからないものの導入では,「制度」ではなく,「責任者」でごまかすやり方が,上策となるわけである。