Up 「作者・創作」 のことばの無用化 作成: 2026-01-21
更新: 2026-01-21


    イメージ (画像/音楽/動画) は,これの作成・流通・販売で生業を立てる者がいる。
    生業は,権力がこれを守る。
    イメージは「作者・創作」とされ,「コピーライト」が設けられる。

    これは,一般者のイメージ作成・使用を,やりにくくする。
    コピーライトは,イメージ作成の囲い込みとして機能する。


    ひとの意識/無意識は,
      「創作」なんて無い
      みんなパクリだ
    である。
    そしてこの思いは,健全である。

    イメージ生成AI は,ひとのこの思いを可視化する。
    ひとのこの思いを強烈に支持する格好のものになる。


    (1) 「コピーライト」の後退
    イメージ生成AI は,高品質のイメージを生成する。
    一方,イメージ生成AI に「作者・創作」を立てることは,難しい。
    ここに,つぎの流れができる:
      ひたが消費するイメージは,
      高品質でも「作者・創作」のレッテルが付かないもの
      が普通になる。

    この流れは,「作者・創作」のことばが無意味になり,「コピーライト」が後退する流れである。

    (2) イメージの評価は,「使える・使えない」
    イメージ生成AI は,イメージを短時間に生成する。
    これは,イメージに対する従来の評価基準にあった
      ・コストがかかっているか,そうでないか
      ・希少か,そうでないか
    が,無意味にする。
    そしてこれは,イメージの評価が,
       使えるが,そうでないか
    だけになるということである。


    (1), (2) になることは,
       「自分も参加してよい」
    になることである。

    そして「自分も参加してよい」の状況は,個がアナーキーに能力を現す状況である。

    起こっているのは,つぎの構図の崩壊である:
       タレント 対 一般者
    昔は,タレントは企業が製造した。
    いまは,ネットからタレントが生まれる。

    新しいテクノロジーの出現は,これまでの囲い込みの終焉である。
    これは,是非の話ではなく,「進化」の話である。