Up 「原子力で生かされる」 になる 作成: 2026-01-23
更新: 2026-01-23


    人は,コスト削減を求めて,言語ゲームAI (「生成AI」) に飛びつく。
    しかし,減ることは,替わりにどこかが増えることである。
    これは,「エネルギー保存則」。

    人のコスト削減に替わって増えるものは,何か?
    いちばんは電力消費量。
    言語ゲームAI のサーバを置くデータセンタは,途方もない電力食いなのである。
    そしてこの電力消費量は,今後ますます増えることになる。

    データセンタを運営する企業は,発電所を押さえることになる。
    そしてその発電所は,コストと電力安定供給の理由から,原発ということになる。
       発電所 (→ 原発)

    そこで,つぎの疑問になる:
      「これは,続けていけるのか?」


    人が言語を使うとき,「エネルギーを使っている」の感じはしない。
    しかし,言語ゲームAI は,人間のように言語を使うのに,厖大な計算をしている。
    この厖大な計算をさせるのに,高機能 GPU サーバが必要になる。
    そしてそのサーバを十分に動かすのに,厖大な電力が要る。

    人と言語ゲームAI の対話は,エネルギー消費量において,とんでもなく非対称なのである。


    「エネルギー消費量においてとんでもなく非対称な対話」──これができているのは,電力が安いからである。
    問題は,電力はずっと安いのか?ということである。

    ひとは,発電所を原発にしていく。
    資源の蕩尽・枯渇を考えなくて済むように思えるからである。
    そこで,言語ゲームAI の持続可能性は,原発の持続可能性だということになる。

    こうして,つぎが達観の形になる:
     「人間は,原子力で生かされる生物に進化した」