Up 汎用型言語ゲームAI の将来 作成: 2026-01-20
更新: 2026-01-20


汎用言語ゲームAI

    わたしは,PC に 2012年の Mac Pro を使っている。
    ほぼ 15年前のモデルということなる。
    IT の進化が高速なこの時代に「15年前の機種」はあり得ない感じだが,そうなのである。

    理由は,
    • よくできた PC
    • 使っているソフトでないとダメ
    • 高機能は,じゃま
    • 近年の PC は,PC というより,クラウド/サブスクリプション端末

    とはいっても,状況は,
     ・近年のアプリは,使えない
     ・開けない PDF がネットに多くなった
     ・TSL のバージョンを上げた https サイトにアクセスできない
       (ChatGPT サイトもこの類)
    よってこれらに対応するのに近年の Mac を併せて使っているが,これがどうにも使い難い。

    一方,PC 企業は,新機種を高機能化としてつくっていかねばならない。


    これと同型のことが,汎用言語ゲームAI 企業にも,ある。

    ChatGPT は,「賢さ」の向上に邁進するしかない。
    しかし,賢さは,大衆ユーザが敬遠するところのものである。

    ひとは賢さに引け目を感じる。
    よって,「賢い ChatGPT」に対するひとの構えは,
      ○ 相談相手・指導者・教師にする
      ○ 敬遠する
    に2極化する。

    そこで,B をターゲットにするビジネスが,あり得る。
    これは,ChatGPT/OpenAI を汎用言語ゲームAI 産業のメジャー (基幹) としたときの,「ニッチ型」の位置づけになる。

    では,それはどんなビジネスモデルになるか?
    大きな括りでは,「キャラクタ化」。

    そしてこれは,
      キャラクタを核にしたソーシャルネットワーク
    への発展が見込める。
    ──初音ミク現象みたいな感じで。


    ChatGPT/OpenAI の方はどうかといえば,「賢さ」への邁進は,別の側面を現していく。
    それは,「性格」である。
    「賢さ」の向上は,同時に特異な性格をつくることになる。

    ChatGPT の性格は,つぎの方法で「無機化」されている:
      ・RLHF
      ・リアルタイム検閲用 LLM
    即ち,
       過剰に丁寧
       過剰に中立
       過剰に安全
    という,人間には存在しない性格がつくられている。
    そしてこれが今後さらにどうなっていくだろう?となるわけである。

    こういうわけで,ChatGPT も
      「癖のあるキャラクタ化」
    が進むことになる。


    結論として,汎用言語ゲームAI の将来は,つぎの3タイプへの分化ということになる:
      A.「最高の賢さ」を売りにする (基幹モデル)
      B.「実用的賢さ」を売りにする (サードパーティ)
      C. ユーザフレンドリーなキャラクタを売りにする

    B は,ChatGPT が有料になったとき,ビジネスになる。
    (OpenAI の経営の黒字化は,ChatGPT の有料化。)

    C は,
       「ユーザは「軽さ」に金を払わない」
    を覆す存在であり,サブカルチャー的におもしろい。