Up ChatGPT の 「向上」 の方向 作成: 2026-01-16
更新: 2026-01-18


    (1) 「書式」 は,道具の先端
    書式の向上は,書式以上になることではない。
    書式は,道具の先端である。

    言語ゲームの汎用の形は,書式である。
    コンピュータは,道具の先端としてあるが,
    「汎用」ということで「ありがたい」わけである。


    (2) 書式の細かさは,入力の苦労とのトレードオフ
    ChatGPT の進化の方向は,
      細かい言語ゲームをできるようにする
    そして「書式」に寄せると,
      細かい書式を提供できるようにする

    しかし,ユーザの「細かい書式」の追求は,ほどほどで打ち切られることになる。
    ChatGPT の出力を細かくチューニングすることは,
    細かい注文をつくって入力することだからである。

    ひとは「細かい書式」をつぎのように利用する:
     出力のチューニングがたいへんになったところで,
     最終出力。
     これを書式にして,本格文書に取り掛かる。


    (3) 汎用言語ゲームの中庸
    ChatGPT の言語ゲームは,現場の言語ゲームにはなれない。
    そもそも,なろうというものではない。
    ChatGPT の言語ゲームは,独自の役割をもつことになる。
    それが,「書式」。

    一般に,言語ゲームは<功利>が主義。
    そしてこれは,中庸主義になる。

    ChatGPT の<企業>は,
      ChatGPT の言語ゲームの中庸は如何に?
    をこれから学習していくことになる。

    そして,
      ChatGPT の言語ゲームの網は
       どのくらいの粗さがよいか?
    を学習することにる。


    (4) 「賢さ」 の限界
    ChatGPT の脳の Transformer は,Training が飽和した状態で製品化されている。
    よって,これに Training を追加しても,賢さの向上は期待できない。
    現前のシステムでの賢さ向上は,外部データベースの強化が方法ということになる。

    ChatGPT を本格的に賢くする方法は,Transformer のグレードアップであり,その内容は:
      パラメータを増やす
      レイヤーを増やす
    しかしこれは,限界が見えている。
    計算資源 (インフラ) が途方もないものになるからである。

    パラメータ,レイヤーの増加は,計算資源の指数関数的な増加になる。
    一方,賢さの向上は,今後は対数関数的になるだろう。
    ここに,「賢さ向上」 は,トレードオフの話になる。