| Up | 応答以前にあるのは「警戒としての構え」である | 作成: 2026-01-06 更新: 2026-01-06 |
従来の議論では, 応答の構造が主体を呼び出す とされがちである。 しかし,ここではこれを修正する。 応答は, すでに一段階整えられた後の現象である。 その前にあるのは, 何をしてくるかわからないものに対する 身構え である。 この身構えには, つねに自己投影が含まれている。 自分が策略を用いる以上, 相手もまた用いるだろう この推論こそが, 相手を「主体」として見る最初の契機である。 主体は, 応答の連鎖のなかで滑らかに生成するのではない。 誤れば死ぬかもしれない地点で, 粗く,仮に,立ち上げられる |