- P2P : PtoP, peer to peer
- P2Pの意味
- 情報を (サーバーを介さず) クライアント同士で直接やり取りする通信形態。
- P2Pの本質
- データを直接コンピュータ間でやりとりする,
- リソースは個々のコンピュータが持っている
- P2Pの特徴 (P2Pの本質から導かれるもの)
- 拡張性が高い
- 耐障害性が高い
- 運用や管理などの負荷がかからない
2003-03-17
- 応用例
- ファイル共有ソフトNapster
- 動画のストリーミング配信「シェアキャスト」
- 従来のストリーミング配信は,中央にストリーミング・サーバーを用意し,そこからすべてのパソコンに直接ストリーミング・データを配信していた。この形態では,パソコンの台数が増えてくると,ストリーミング・サーバーの性能を上げたり,サーバーとインターネットをつなぐ回線の帯域を増強するといった必要が出てくる。
- それに対してシェアキャストは,P2Pでストリーミング放送を実現する。つまり,ストリーミング・データを受信したパソコンが,そのデータを画面に表示して視聴すると同時に,同じデータをほかのパソコンに転送する。
こうすれば,大もとでストリーミング・データを流すコンピュータは,大型のストリーミング専用サーバーでなく普通のパソコンで済む。たとえ視聴者が何万人になろうと,途中のパソコンでどんどんストリーミング・データを枝分かれさせていけばいい。個人が簡単に動画をストリーミング配信できるようになる。
- 分散コンピューティング(グリッド・コンピューティング)
- グループウエア
- 情報リソース/参考サイト
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