「Macintosh HD」の内蔵ハードディスクを数年使い続けていて,つぎの症状が現れたら,ハードディスクとしての寿命がきたと思うべきである:
- アプリケーションソフト使用中,動作が滞る
- ファインダの動作が滞る
- システム終了に時間がかかる
- 起動に時間がかかる
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上記のトラブルでは,システムのオフ・オンをやりたくなり,そして何度も繰り返すことになりやすい。
しかし,システムのオンとオフは,「Macintosh HD」に負担をかける。
(オン,オフでは,「Macintosh HD」のファイルへのアクセスがあり,またファイルの更新がある。)
「Macintosh HD」の寿命がきているときは,死に急速に近づけることになる。
よって,これは絶対にやってはならない。
これと同じ理由で,ファイルシステムや各種ファイルをいじることになる「あの手この手」は,すべて絶対にやってはならない。
この場合考えるべきはただ一つで,それは:
《「Macintosh HD」をできるだけ刺激せず,
その中身を速やかに別のハードディスクに移す》
対処法は,つぎのようになる:
- 内蔵ハードディスクの増設ができる機種の場合
- 内蔵ハードディスクを購入 (以下「A」と呼ぶ)
- 「A」を増設
- 「Macintosh HD」を丸ごと「A」にコピー
- 「Macintosh HD」を外す──「A」が「Macintosh HD」になる
- OS をインストールする
- 内蔵ハードディスクの増設ができない機種の場合
- つぎの2つを購入:
- 内蔵ハードディスク (以下「A」と呼ぶ)
- 内蔵ハードディスクを外付けハードディスクに替えるアダプタ
- 「A」を外付けする
- 「Macintosh HD」を丸ごと「A」にコピー
- 「Macintosh HD」を外し,「A」を装着──「A」が「Macintosh HD」になる
- OS をインストールする
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