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餌やり
作成: 2019-06-14
更新: 2019-06-20
巣立ち後の子に対する餌やりは,<何が餌になるかを教える>といっしょのようである。
というのも,つぎのように見えてくるからである:
子どもは,餌だと知ったものは,つぎから自分もそれを探して取ろうとする。
餌かどうか未知のものに対しては,親がそれを取って与えてくれるのを待つ。──親が与えてくれることで,それが餌であることを知る。
2019-06-14
餌をねだる子どもは,しばしば無視される。
その餌は親の取り分ということ? それとも,子どもの餌としてふさわしくないということ?
父親が餌をとっているそばで,子どもが餌をねだる
父親が無視しているところに,母親 (喉袋がふくらんでいる) が来て‥‥
子どもに餌を与える
子どもはなおも餌をねだる
父親は餌を口にくわえて,貯食に向かうふう
父親が餌をとっていた場所に餌が残っていないか,母親が探しにかかる
子どもは餌をねだるが‥‥‥
餌は残ってないというふうで,母親は子どもを残して去る
この例だと《餌を与えるのは母親の役》のように見えてしまうが,父親も与えるときは与える。
2019-06-18
2019-06-20