Up | 巣外育雛 | 作成: 2020-06-20 更新: 2020-08-24 |
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どうしたのかと思っていたが,今朝,親子4わが揃うところを見る。 子どもが親についているときは,餌をねだる声を出す。 子どもは,もう親にいつもべったりではなく,餌が欲しいときに親について回る──ということのようだ。 子ども2わが,親♂に付くのと親♀に付くのに分かれているのかも知れぬが,不明。 口の中の色も,赤から白にだいぶ変わってきている。 ただ,躰はまだ親より一回り小さい。
それに替わって,親が子どもに<貯食>を指導しているふうが窺われようになっている。 <貯食>が指導されているのでは?と感じる場面はこれまでにもあったのだが,本日はだいぶていねいに観察したことで,間違いなしと断ずる。, その指導形態は,
餌をせがむ子どもに応じず,歩いてあちこち移動し, 最後に餌を<貯食>する 子どもはこの間,餌をせがむ鳴き声を出しながら親にまとわりつく。 いっこうに餌をくれないので親についてまわるのをやめても,親を観察している。 これが<貯食>行動の学習になるというわけだ。 カラスの貯食は,学習によって身につける行動のようである。
子どもは,(「これまで餌をくれていたのに,いったいどうなってるの」というふうに) とギャーギャー泣きわめく。 そして親は,子どもを勝手に鳴かせておく。
以降,♂は,餌をせがむ子ども2わを自分にまとわりつかせて,
<貯食のような動作> この間,子どものやかましい鳴き声がずっと続く。 (近所迷惑を憚ったらやれない観察実験である ^^;) 親♀は,観察者/カメラを怪しんで監視ということなのか,観察者から少し離れた場所に留まる。
餌をとる親♂♀に,子ども1わ (発育が遅れている方?) が餌をねだる。 ♂♀ともに,子どもを寄せ付けず,自分が食べるばかり。 シーン2 「子どもに口移しで餌を与えるのは終わった」と思ったが,この度も外れ。 はじめは子ども (1わ) を寄せ付けなかった親♀が,子どもに口移しで餌を与えた。 子どもに泣きつかれると,ついつい甘やかしてしまうようだ。 翻って,子どもを寄せ付けないときは,《心を鬼にして》そうしているということ? |