Up ♂ : 餌やり場へと観察者を導く 作成: 2021-06-03
更新: 2021-06-03


    ボソ01 を素材にしたこのカラス学では,ボソ01 を身近に観察する方法として,「供物 (餌やり)」を用いている。
    そして供物する場所 (餌やり場) を,いまは固定している。

    この頃は,わたしが家の外にいると,ボソ01の♂が時機を見計らって観察者のすぐそばにやって来て佇む。
    そこで「餌をやろうか」の趣きを示し先導を促すと,わたしの前を歩き,餌場の方にわたしを導くことをする。

    この場合,ほんとうに餌が欲しいのか,それともこのゲームが気に入ってやっているのか,判然としない。
    というのも,このときのボソ01 は,与えた餌をたいていそのまま貯食に回すからである。
    お腹が空いた」「いま食べたい」という餌のアピールではないのである。