Up 繁殖に失敗したら,即なわばり開放 作成: 2019-07-18
更新: 2019-07-18


    ボソ の 2019年度繁殖は,失敗であった。
    育雛ステージにまで至った子どもは1わで,その1わも姿を消した (2019-06-22) ──即ち,死んだ。

    この前後に,ブトがボソ のなわばりに入って来ている。
    ボソ の抱卵・育雛時には,ハシブトガラスの姿はほとんど見ることがなかった。
    実際,繁殖期のなわばりとは,他のカラスを徹底的に排除するものなのである。
    よってなわばりは,繁殖に失敗すると直ぐに他のカラスが出入りするようになるものらしい。
    即ち,つぎのような関係になるみたいだ:
      「繁殖に失敗してなわばりが必要なくなったのだから,われわれに開放しろ」
      「まあどうぞ」


    つぎは,以上の推理を裏付けると思われるシーン:
    2019-07-18

    中央にブトの親。
    その子どもが,右の伐られた枝の先で,小枝に執心していじくっている。
    左方に二わいるのがボソの♂♀。
    この位置関係は,つぎの経緯でこうなった:
      ボソ が電柱を背後にするくらいのところに止まっていた。
      そこにブトの親子がやってきた。
      ブト親は,ボソに対し「離れろよ」のポーズをする。
      ボソ は左方に少し移動。
      ブト親は,左方に少し移動して,「もっと離れろよ」のポーズ。
      ボソ は左方に少し移動。
      これを後3回くらい繰り返して,上の画像の配置に至る。